三脚を使えない条件では一脚も使いますので、合計で4種類になりすべてにマーキンスのクイックシューを付けています。ただ、写真の一番右はハイアングル用の三脚ですが、望遠レンズを使う場合にブレを抑えるためのプレートを載せています。この場合は雲台に付けてあるクイックシューをプレートの方に付け替えます。
一番左はマーキンス社製の自由雲台ですのでクイックシューが固定されていてこれが一番具合が良いようです。やはり締め付けのネジの数はブレ対策のためには少ないにこしたことはないということだと思います。全部を自由雲台に替えてしまうのが良いと思いますが、3パーン棒の使い勝手に馴染み過ぎているのでまだ決断に至っていません。
クイックシューはレバー(又はノブ)の位置をどちら側にするかは使用者の使いやすい方で良いと思いますが、私はカメラを右手で支えて位置調整をして左手でレバーを操作しています。
また、マーキンス社製のクイックシュー(レバータイプ)の優れているところの一つとしてレバーの作動方向を自分の方へ引いて固定するか、自分の方から向こう側に押して固定するかを簡単に変更できる点があります。私は左手で引いて固定する方がしっくりくるので購入後すぐにレバーの固定方向を変更しています。
互換性があるアルカスイスタイプですが、他社製品を使う考えがなければレバータイプの方が断然操作性は優れているのではないかと思います。ノブタイプは使ったことがないので、あくまで個人の感想ですが。
"QL-60 レバー 60mm クイックシュー" は現在、Nikon D800E、Fuji Pro1、Sony α6000で使用中です。
昨年末まではPENTAX645Zでも使っていましたが、使い勝手はたいへん優秀で使用中に緩むことなど一度もありませんでした。
通常は P67U と P800U のカメラプレートと組み合わせての使用が多いのですが、汎用の小型プレート P20 とも組み合わせた使い方もしています。小型のP20ではちょっと不釣り合いになるかと心配しましたが杞憂でした。どのカメラプレートでも寸分の狂いなく安定しています。
表現が難しいのですが、しっくりと馴染むという感じで気温の変化にも全く影響されないと安心しています。
風景写真を撮っていると移動の最中に樹木や岩に当たってしまうこともあります。まだ、幸いなことに強い衝撃があるような事態にはなっていませんが、レバーを格納して持ち歩くように気を付けたいと思います。マーキンス社製の製品は塗装がしっかりしているので傷がつきにくいように思います。
また、クイックシューにはカメラをセットするときに行き過ぎないようにストッパーがついています。
初めは不要ではないかと思いましたが、寒冷地で手袋をしている場合など思わず力が入り過ぎたりしますので実に有効な措置だと感心しました。
当初は日本製ではないことに若干の不安があったのも事実ですが、一度使ってみたらそういう不安は完全に払拭されます。むしろ国産の同様な製品は独自の規格で作られていたり、価格が高過ぎたりという点で問題があるように思ってしまいます。645Zも国産品をオプション設定していますが、製品の完成度ではマーキンス社の方に分があるのではないかと思います。
外ノ池浩志様、詳細なレビューをお送り頂きまして誠にありがとうございました。
プレート型番表更新のお知らせです。
— Markins Japan (@markins_jp) April 24, 2024
「ニコン NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S」 の適合プレートが追加されました。
このレンズには、PL-75 汎用レンズプレートをお勧め致します。
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* ニコン プレート型番表
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