箱根ジオパークへ
2022年 11月11日・12月8日
写真家 GOTO AKI
この2~3年、生まれ育った神奈川の海や伊豆半島へ行く機会が増え、11~12月にかけては箱根ジオパークを何度か訪れました。子供の頃から見慣れた目の前の岩が15万年までの溶岩だと思うと、壮大なタイムトリップをしているような気持ちになり、長い年月を経て生まれた惑星
の表情を撮影したくなります。
スローシャッターで風景に流れる時間を捉える場合や、超望遠レンズで風景の質感を切り取る場合、三脚(GITZO)にマーキンスの自由雲台 Q10i-BK を装着して撮ることが定番となっています。自然風景の現場では撮影に集中したいため、三脚や雲台の操作のことなどは考えたくないのが本音です。その点、マーキンスの自由雲台 Q10i-BK は、小型で手に馴染みやすく操作性は身体の一部を動かすような自然な感覚です。雲台自体はわずかな力で締めても固定力があるため、撮影現場では安心して被写体に意識が向かいます。2018年から使いはじめ、4年半経った今でもメンテナンスをしながら快適に使い続けています。私にとっては道具が目立たないというのがいい撮影機材の指標となっています。
カメラボディにはカメラプレート(PC-R5やPC-R1)を取り付け、重いレンズや超望遠ズームレンズでの撮影では、VRホルダー VR15J-LS & YK-15L もセットで使用。カメラプレートとVR-ホルダーのプレートはアルカスイスと互換性のあるダブテールタイプなので、自由雲台 Q10i-BK や同じタイプのGITZOなどの三脚にも直感的に使えるので便利です。望遠レンズでの撮影でブレに悩んでいる方にはVR-ホルダーを使うとピントが安定するでしょう。
スローシャッターで風景に流れる時間を捉える場合や、超望遠レンズで風景の質感を切り取る場合、三脚(GITZO)にマーキンスの自由雲台 Q10i-BK を装着して撮ることが定番となっています。自然風景の現場では撮影に集中したいため、三脚や雲台の操作のことなどは考えたくないのが本音です。その点、マーキンスの自由雲台 Q10i-BK は、小型で手に馴染みやすく操作性は身体の一部を動かすような自然な感覚です。雲台自体はわずかな力で締めても固定力があるため、撮影現場では安心して被写体に意識が向かいます。2018年から使いはじめ、4年半経った今でもメンテナンスをしながら快適に使い続けています。私にとっては道具が目立たないというのがいい撮影機材の指標となっています。
カメラボディにはカメラプレート(PC-R5やPC-R1)を取り付け、重いレンズや超望遠ズームレンズでの撮影では、VRホルダー VR15J-LS & YK-15L もセットで使用。カメラプレートとVR-ホルダーのプレートはアルカスイスと互換性のあるダブテールタイプなので、自由雲台 Q10i-BK や同じタイプのGITZOなどの三脚にも直感的に使えるので便利です。望遠レンズでの撮影でブレに悩んでいる方にはVR-ホルダーを使うとピントが安定するでしょう。
Canon EOS R5 / EOS R5 / RF28-70mm F2 L USM / F11 81秒 ISO-50
夕暮れの直前の頃捉えたのは沖に見える安山岩。悠久の時を写し出すためにRF28-70mm F2 L USM に NDフィルターを装着してバルブ撮影しました。
Canon EOS R5 / RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM / F8 60秒 ISO-400
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM の焦点距離 363mmで撮影。岩のゴツゴツした質感を精密に捉えるため Q10i-BK + VR15J-LS & YK-15L を使用。精度が高いため、何枚も撮る必要がありません。
大口径標準ズームレンズ RF28-70mm F2 L USM の重さは、ヘビー級。風が吹くことが多い自然風景の撮影フィールドでは風による振動やブレは大敵ですので、雲台にVR-ホルダーをつけて2点支持で撮影しています。VR-ホルダーは、レンズの大きさによって角度を調整することができます。
縦位置で撮影するときは、縦位置撮影用のサブプレート LC-R5 を装着して撮影します。
EOS R5のボディに取り付けたカメラプレート PC-R5 をクイックシューにはめ込み、ノブをまわして固定します。
Canon EOS R5 / RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM / F8 1/25 ISO-800 -3EV
Canon EOS R5 / RF28-70mm F2 L USM / F2 5秒 ISO-400 +2/3 EV
Canon EOS R5 / RF28-70mm F2 L USM / F16 102秒 ISO-100
Canon EOS R5 / RF600mm F11 IS STM / F11 1/8000秒 ISO-200
1972年川崎生まれ。1993年の世界一周の旅から現在まで56カ国を巡る。現在は日本各地の風景をモチーフに地球的な時間の流れをテーマにした作品制作に取り組んでいる。
2020年 日本写真協会賞新人賞受賞
ウェブサイト: gotoaki.art