小松ひとみ | 自由雲台
テーマ
風景写真
撮影者
写真家 小松ひとみ
撮影日付
2019年04-06月
撮影場所
秋田県内
撮影機材
マーキンス
FUJIFILM
X-T3
X-H1
XF10-24mmF4 R OIS
XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
X-H1
XF10-24mmF4 R OIS
XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
マンフロット
055CXPR03
レビュー
小松ひとみ (こまつひとみ)
1956年秋田県仙北市(旧角館町)生まれ。角館南高等学校卒業後、株式会社ユニチカでバスケットボール部に所属、選手・コーチ・マネージャーとして活躍。1983年から千葉克介氏に師事。 1999年に独立し小松ひとみ写真事務所設立。各種雑誌、カレンダーなどで風景写真を中心に作品を発表。主に北東北の四季・花をテーマとし、そこに生きる人々・職人・温泉・郷土料理といったジャンルにも目を向け撮影。2008~2013年 「ぷかぷ館」にて作品を常設展示。
日本写真家協会 (JPS) 会員
日本風景写真協会 (JNP) 指導会員
日本著作権協会会員
1956年秋田県仙北市(旧角館町)生まれ。角館南高等学校卒業後、株式会社ユニチカでバスケットボール部に所属、選手・コーチ・マネージャーとして活躍。1983年から千葉克介氏に師事。 1999年に独立し小松ひとみ写真事務所設立。各種雑誌、カレンダーなどで風景写真を中心に作品を発表。主に北東北の四季・花をテーマとし、そこに生きる人々・職人・温泉・郷土料理といったジャンルにも目を向け撮影。2008~2013年 「ぷかぷ館」にて作品を常設展示。
日本写真家協会 (JPS) 会員
日本風景写真協会 (JNP) 指導会員
日本著作権協会会員
- 主な写真集 -
- 1995年 「光彩」(カッパンプラン)
- 2017年 「みちのく色語り」(クレオ)
- 主な写真展 -
- 2010年 「桜 逢瀬」(巡回展)仙台
- 2011年 「桜 逢瀬」(巡回展)東京・札幌・秋田・長野
- 2017年 「桜逢瀬」「みちのく色語り」平福記念美術館(秋田県)
- 2017年 「みちのく色語り」(巡回展)大阪・名古屋・札幌・仙台
- 2018年 「みちのく色語り」(巡回展)福岡
ウェブサイト: https://www.hitomi-k.com/
撮影対象について
元バスケット選手を経て、その後写真家の弟子を17年、地方の秋田でプロカメラマンとして20年過ごしてきました。
初めての人にこの話をすると一様に驚かれますが、これまで風景を中心に、職人・温泉・郷土料理といったジャンルにも目を向けて撮影してきました。特に食や風土は風景と密接に関わっていることを感じ、撮影対象としています。
マーキンスについて
以前から気になっていたマーキンスの自由雲台やカメラプレートを今年の桜の頃から使ってみました。
長年、大きくてずっしりとした他社の自由雲台を愛用してきましたが、富士のミラーレスXシリーズのカメラに移行してからは少々大きな雲台をもてあましていました。それでもある程度の大きさや重さがなくては望遠レンズなどの使用には難しいと思い、使い続けてきましたが、体力も握力も年々落ちてきたおばさんカメラマンは、もう少し軽くてコンパクト、それでいて使用時にはピシッと止まってくれる、少々わがままとも思える雲台がほしいなあと思っていました。そこで最近、風景写真界で噂のマーキンスを使用してみることにしました。信頼のおける写友の高橋よしてる氏や佐藤尚氏の勧めもマーキンス導入の後押しとなりました。
選んだモデルはQ10iの赤。黒やシルバーの色合いが大半の機材の中で渋い赤色の雲台は、持ったその日からテンションが上がり、自慢したくなってしまいました。
いつでもどこでもカメラを携えて・・・という器用さがない私にとって、撮影に入る時のさまざまなカメラ用品やグッズは気持ちを高め、集中する時の大切なスパイス・・・それでも実用性がなければ話になりません。
早速カメラを自由雲台に装着。クイックシューは楽チンですね~。そして、少しの力でスムーズに操作ができることにまず驚きました。加えて構図を追い込んでいく時の上下左右の微妙な動きについてきてくれる滑かさと狙った所に気持ちいい位にビシッと止まってくれる操作性の良さは思っていた以上でした。以前使っていた自由雲台はメンテナンスをしていてもしばらく経つと少し締まりが悪くなってきて、うっかり強く締め忘れた際には時々事件が起きました。上向き撮影の時などはカメラが顔面直撃!したことも度々。でもQ10iはしっかりと止まり、顔面直撃は一度もありませんでした。
長年、大きくてずっしりとした他社の自由雲台を愛用してきましたが、富士のミラーレスXシリーズのカメラに移行してからは少々大きな雲台をもてあましていました。それでもある程度の大きさや重さがなくては望遠レンズなどの使用には難しいと思い、使い続けてきましたが、体力も握力も年々落ちてきたおばさんカメラマンは、もう少し軽くてコンパクト、それでいて使用時にはピシッと止まってくれる、少々わがままとも思える雲台がほしいなあと思っていました。そこで最近、風景写真界で噂のマーキンスを使用してみることにしました。信頼のおける写友の高橋よしてる氏や佐藤尚氏の勧めもマーキンス導入の後押しとなりました。
選んだモデルはQ10iの赤。黒やシルバーの色合いが大半の機材の中で渋い赤色の雲台は、持ったその日からテンションが上がり、自慢したくなってしまいました。
いつでもどこでもカメラを携えて・・・という器用さがない私にとって、撮影に入る時のさまざまなカメラ用品やグッズは気持ちを高め、集中する時の大切なスパイス・・・それでも実用性がなければ話になりません。
早速カメラを自由雲台に装着。クイックシューは楽チンですね~。そして、少しの力でスムーズに操作ができることにまず驚きました。加えて構図を追い込んでいく時の上下左右の微妙な動きについてきてくれる滑かさと狙った所に気持ちいい位にビシッと止まってくれる操作性の良さは思っていた以上でした。以前使っていた自由雲台はメンテナンスをしていてもしばらく経つと少し締まりが悪くなってきて、うっかり強く締め忘れた際には時々事件が起きました。上向き撮影の時などはカメラが顔面直撃!したことも度々。でもQ10iはしっかりと止まり、顔面直撃は一度もありませんでした。
L型プレートも使い勝手がいいですね。よく風景に呼ばれる時がありますが、そんな一瞬の情景と呼応するように、リズムを寸断することがなく、スムーズに撮影に没頭できた瞬間が何度もありました。心地よい素早い縦位置切り替えが、そんな想いをいだかせてくれたのでしょう。
望遠レンズ用のプレートは見た感じは小さくて大丈夫かな?というのが最初の印象でしたが、レンズにしっかり固定することができるので、安定感がよくて驚きました。特にFUJIFILMのX-T3 + 100-400mmでは、満月の夜の撮影時にリズミカルに月を追う事ができ、そのバランスの良さはXF1.4のテレコンバーターを使用しても変わらないものでした。
100-400㎜レンズは、花などの撮影にもよく使用します。風景よりも繊細な構図を要求される場面でも雲台とプレートの組み合わせが良く、滑らかな操作でチャンスを逃がすことがありませんでした。
気がつくと数台ある他の従来の重い雲台の出番はなくなっていました。今ではマーキンスは私の心強い相棒となり、一緒に野山を駆け回っています。
望遠レンズ用のプレートは見た感じは小さくて大丈夫かな?というのが最初の印象でしたが、レンズにしっかり固定することができるので、安定感がよくて驚きました。特にFUJIFILMのX-T3 + 100-400mmでは、満月の夜の撮影時にリズミカルに月を追う事ができ、そのバランスの良さはXF1.4のテレコンバーターを使用しても変わらないものでした。
100-400㎜レンズは、花などの撮影にもよく使用します。風景よりも繊細な構図を要求される場面でも雲台とプレートの組み合わせが良く、滑らかな操作でチャンスを逃がすことがありませんでした。
気がつくと数台ある他の従来の重い雲台の出番はなくなっていました。今ではマーキンスは私の心強い相棒となり、一緒に野山を駆け回っています。
■ 桜蕾(さら)
FUJIFILM X-T3 / XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR1/320秒 F5 -0.3補正 ISO160
■ 普賢象
FUJIFILM X-T3 / XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR1/52秒 F8 -1補正 ISO160
■ 水田の頃
FUJIFILM X-T3 / XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR1/58秒 F16 -1.3補正 ISO200
■ 月明かりの水田
FUJIFILM X-T3 / XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR3.2秒 F8 -1補正 ISO800
■ 月満つる時
FUJIFILM X-T3 / XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + XF1.4X TC WR1/125秒 F14 ISO160 (多重露光)